パッチ・アダムス トゥルー・ストーリー

パッチ・アダムス トゥルー・ストーリー

公開日:1999/3/20

主演 ロビン ウィリアムズ

モニカ ポッター/ボブカントン /ジョセフ ソマー

パッチ・アダムス トゥルー・ストーリーのあらすじ

精神病を患いながら、日々苦労していた青年。なんども自殺を繰り返し、本当の死に場所を探していた。そんなある日、精神病院の閉鎖病棟内である一人の男性と出会ったことでからは大切なことに気づく。本当に病気に必要なのは、「薬ではなく愛」だと。その時から彼は、ある夢を抱き始める。

公式予告動画

パッチ・アダムス トゥルー・ストーリーのレビュー

<レビュー記者:20代男性> 現代では忘れ去られてしまった大切なものを思い出させてくれます。日々の忙しさの中で、愛を忘れ笑うことを忘れてしまうようなこともある。果たしてそんな人生が本当に楽しいのだろうか。今までは、そんなことすら考えたことはありませんでした。この映画を見た時に、本当に大切なものに気づかされました。
現在私は医療に携わっています。医療に携わりながらいろんな人と出会っているとこの映画をよく思い出します。時として「薬なんて必要ない。この人に必要なのは人の愛情なんだと」感じる時さえあります。愛や笑いは誰もが届けることのできる最高の薬。悲しいことに現代の医療においてもパッチアダムスが行なっているような素敵な治療などは進んで取り入れられていないのが現状です。心のどこかではその現実に対してものすごく不満を抱えています。いつか変わってほしい。いつか変えなければそんなことをいつも心の中に持っています。しかし、文化や長年根付いてしまった風習はそう簡単に変わらない。そして時間が経つにつれ忙しさがそんな思いさえ消してしまう。だからこそ忘れそうな時にはこの映画を見直して再度決意します。「いつか医療を変えてやる」と。私にとっては励みとなる名作映画です。