幸せのちから
公開日:2007年1月27日
主演 ウィル・スミス
その他の出演者
ジェイデン・スミス/タンディ・ニュートン/ブライアン・ホウ
幸せのちからのあらすじ
妻と離婚し家も全財産もなくなった主人公が、一人息子と一緒に幸せな生活を手に入れるまでの波乱万丈ストーリー。
公式予告動画
幸せのちからのレビュー
<レビュー記者:30代女性 投稿者:もこ>
主人公のクリスは妻とクリストファーの3人暮らしです。
売れると思って大量に購入した骨密度測定器が全く売れず、3人の暮らしはとても厳しい状況でした。
その為夫婦の仲も冷めきってしまい、毎日ケンカばかりでした。
遂に妻が別れを切り出し家を出ていくことになるのです。
残されたクリスは息子との生活を立て直すために、毎日必死になって骨密度測定器のセールスを行います。
そこで証券会社で働こうと思いたち、たまたま募集していた養成コースで半年間の研修を行うことになります。
そこからは常に時間との戦いとなるのです。
住む家がなかったクリスたちは、その日暮らしの生活を送っていました。
駅のホームのベンチで時間を潰し、トイレの床にトイレットペーパーを敷き詰めクリストファーを寝かせたりとホームレス生活をしていたのです。
小さい息子にこんな思いをさせてしまう自分を情けなく思い、涙していることもありました。
しかしクリスは持ち前のガッツによって、決して諦めることはなかったのです。
時にはタクシーに無銭乗車することもありましたし、街なかで喧嘩することもありました。
でもそれはまだ小さい息子の為であり、二人で何とか生きていくための手段だったのです。
私はこの映画を観て、人間は極限の状態になった時にとても強い力が湧き出てくるんだなと思いました。
諦めなかった人には、神様からの助けがあるのだなと思いました。