セッション

セッション

公開日:2015年4月17日

主演 マイルズ・テラー

その他の出演者
J・K・シモンズ/ポール・ライザー/メリッサ・ブノワ

セッションのあらすじ

主人公のニーマンが、音楽学校の最高指揮者フレッチャーと出会ってからのお話し。
裏切り、暴力の中で素晴らしい音楽を繰り広げる。

公式予告動画

セッションのレビュー

<レビュー記者:30代女性 投稿者:まこ>

セッションを観終わった後、しばらく放心状態でした。もう一度自分の頭の中でストーリーを思い返しながら余韻に浸る程でした。

映画館で観たのもあり、音のボリュームも迫力もすごくて感動しました。

主人公のニーマンは音楽学校に通う19歳の少年です。最高のドラマーになるために毎日頑張って練習していました。そんな時音楽学校の最高指揮者と言われているフレッチャーに声をかけられ、最高のスタジオバンドで演奏することになります。

最初は優しかったフレッチャーでしたが、次第に本性が出てきて自分の思い通りの演奏ができていないと椅子を投げつけたり顔を殴ったりしてくるのです。まずこの時点でこんな先生がいるのかと信じられない気持ちになりました。

泣きながら手の平に豆を作ってドラムを叩いているニーマンを観ていると、こちらまで泣きそうになってしまうほどでした。それほど演技が上手だったということなのだと思います。

しかしニーマンもやられてばかりではないのです。フレッチャーを見返そうと、身体がボロボロになってもドラムを叩く姿は普通の人間にはできないことだと思いました。最後はとても驚く内容となっていましたが、とにかく音楽が素晴らしかったです。

人間の怖さを知る映画でもありました。