ALWAYS 三丁目の夕日
公開日:2005年11月5日
主演:吉岡秀隆
その他の出演者
堤真一/小雪/堀北真希/薬師丸ひろ子 /三浦友和/須賀健太/もたいまさこ/小日向文世
ALWAYS 三丁目の夕日のあらすじ
昭和33年春、東京の下町、夕日町三丁目にある鈴木オート。そこに集団就職列車に乗って青森から集団就職で六子(むつこ)がやってくる。その向かいにある駄菓子屋「茶川商店」の主人・茶川竜之介は小説家。
茶川は居酒屋「やまふじ」の美人店主・石崎ヒロミから見ず知らずの子供・古行淳之介を酔った勢いで預かってしまう。帰すに帰せず、二人の共同生活が始まる。昭和の良き時代の下町が繰り広げる人情のヒューマンドラマ。
公式予告動画
ALWAYS 三丁目の夕日のレビュー
<レビュー記者:30代女性 投稿者:ゆりゆり>
私は、物語に出て来る戦後の昭和を生きていませんが、父からよく話を聞いていました。物的には決して裕福ではない時代ですが、心の豊かさ、人と人との人情や結びつきと町全体がもはや家族みたいな暖かさがあるこの昭和の町にすっかり魅了されてしまいました。
まだデビューまもない堀北真希ちゃんの初々しい演技がとても可愛く、でも上手なので、役に馴染んでいてとても愛おしい六ちゃんというキャラクターが誕生したと思いました。ラストの薬師丸ひろ子から故郷のお母さんから預かった手紙を読むシーンは号泣してしまいました。
どこの家庭も色々と問題がありますが、その問題も人間らしく、それぞれの家庭がとても愛着が湧いて、好きになってしまいます。登場人物一人一人がしっかりキャラがたっていて、全員が魅力的です。
エピソードも多く、どのエピソードも愛情がつまっていて、ほろりと涙してしまします。(吉岡が小雪に指輪は買えない為、ケースを渡して「綺麗」というシーンや須賀健太が必死で吉岡のところに戻ってくるシーンなど)見終わったあと、家族に会いたくなったり、誰かに優しくなれる映画です。
もう、何回もDVDで見ていますが、毎回暖かい気持ちになります。現代の私たちに忘れている何かを思い出させてくれる作品です。