フィフス・エレメント(THE FIFTH ELEMENT)
公開日:1997年年9月13日(日本)1997年5月7日(フランス)
配給:ゴーモン(フランス)
主演:ブルース・ウィリス(コーベン)
<その他の出演者>
リー・ルー(ミラ・ジョヴォヴィッチ)
ゾーグ(ゲイリー・オールドマン)
ライトアーム(トリッキー)
コーネリアス神父(イアン・ホルム)
マンロー将軍(ブライオン・ジェームズ)
リンドバーグ大統領(タイニー・リスター・Jr.)
ルービー・ロッド(クリス・タッカー)
フィフス・エレメントのあらすじ
2214年、巨大なエネルギー体が地球に接近しつつあった。コーベン・ダラスの運転するタクシーに突っ込んでくる赤い髪の少女。コーベンは彼女リールーを神父の元へ届けるが、そこでリールーこそ地球存亡のカギを握ると知らされる。一方、地球の危機を救うための4つの石が、惑星フロストン・パラダイスでコンサートを行う異星の歌姫ディーヴァに託されている事が判明。特殊部隊の精鋭でもあったコーベンはリールーを連れていく事になるが、敵の手がすぐそこまで伸びていた。
公式予告動画
フィフス・エレメントのレビュー
これは最高の娯楽映画。すぐ作り物とわかるエイリアンやあり得ない設定なども含めて全部楽しめる映画です。
フィフス・エレメント(第5の要素)として生まれたリールーは人間世界の情報を1から学んでいくけれど、「人間は破壊するために創造する」など、ばかばかしい人間世界に疑いを持つ。それは物凄く納得できる。殺し合うために守る必要はない。
コーベン(ブルース・ウィリス)も、優れた軍人だったのに今は堕落した生活をしている。これも人間の嫌な世界を存分に感じてきたからに違いない。
ブルース・ウィリスのアクションの見どころは、劇場で観客が襲われエイリアンと戦うところですかね。この映画は「そんなわけないだろ」「上手くでき過ぎだし!」「作り物過ぎ!」とかはぜひ、一切飲み込んでそれも含めて笑ってドキドキして見て欲しい映画です。
他の「地球を救う映画」と違って、軽い気持ちで楽しんで家族やカップルで見られる映画です。(最後もまあ子供にも許容範囲!)
それにしてもブルース・ウィリスはいつも、一人で地球を救いますね。20年前の映画とは思えない豪華なSFアクション映画です。